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ペット・セメタリー

1989/アメリカ/スティーヴン・キング

ペット・セメタリー [DVD]

ペット・セメタリー [DVD]


オススメ度 ★★★☆☆

《あらすじ》

医師のルイス一家(妻のレイチェル、娘のエリー、息子のゲイジと猫のチャーチル)は街から離れた寂しげな土地に引っ越してくる。あるとき、猫のチャーチルが車に轢かれて死んでしまう。チャーチルを可愛がっていたエリーを気の毒に思った隣人ジャドは、埋めた者が蘇るという呪われた墓地の秘密をルイスに打ち明けるが…。



※以下ネタバレありです

《感想》

もっと訴えかけてくる映画かと思った、というのが正直なところ!
多分、わたしがゲイジくらいの子を持つ親であればもっと響いたのかもしれません。

そーゆー感情移入は置いといて
単純に物語として観た時、
誰が心の底で何を意図して行動しているかが読めない…

まず隣人ジャド。

アイリーンの愛猫チャーチルが死んだ時、蘇り墓地の秘密をルイスに教えます。
アイリーンが可哀想だから、と。
一見、お?こいつは頼りになる親切なオッサンか?と。

でもこのオッサン、なんかちょいちょい怪しい…

ゲイジを蘇らせようとするルイスにやめるよう説得はするも、阻止の仕方がぬるい!
なに呑気にガレージでビール飲んでるの!
原作ではその行為に「見張り」という意味合いの描写があるのでしょうか…?
映画ではジャドがガレージに出た時には既にルイスは蘇り墓地にゲイジを埋めた後。
遅っ!
本気でルイスの暴走とめる気ないだろ!
悲劇しか待ってないこと知ってるくせに!
そもそも2回蘇り墓地に訪れた事があるって言ってたけど、1回は愛犬が死んだ時、もう1回はいつ?!誰をどうした?!
本当に100%良心から秘密をルイスに教えたの…?


って疑心暗鬼になり出すと、亡霊パスコーも怪しく見える。
まるで「行け」って言ってる?ってレベルに「行くな」の一点張り。

事故直後にルイスが助けようとしてくれたことに恩義を感じてるらしいけど、
救急車の手配を指示して以降ほとんど突っ立って見てただけだからねルイス。
診る暇もなく死んでしまったもんね。


そしてあの、レイチェルが幼い頃病気で死んだお姉さん…
怖すぎ…
見た目もさることながら
「ゲイジとわたしでお前を連れて行くよ」のくだりは失神レベルに怖かった!

なんでゲイジがチャッキー化してること知ってるの?
レイチェルのトラウマが生んだ幻覚ならあの時点でゲイジに起きた事を知るはずないよね?
幻覚じゃないなら、本当にお姉さんは幼いレイチェルを怨んで死んでいったの…?

ここの救いの無さに絶望しました。
幼いレイチェルに何が出来たっていうの。

で、結局娘のエリー以外死んでしまう。
とにかく救いのない映画でした。
悲劇の連鎖が酷い。

数年後、もう一度観ようと思います。